ことり日和

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愛鳥の成長記録をメインに日常風景やお出かけレポなどを綴っています

【AED】1度は体験しておきたい!「一時救命処置」

AED」ご存じでしょうか。

最近では商業施設や駅構内などで見かけることが増えたと思います。

 

緊急時には専門家でなくとも

記事を読んで下さっているあなた様にも使えることが出来ますよ!

 

 

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前に参加した体験コース、その時の記録です。

 

細かい写真を撮ってこなかったので、

あまり難しくならないよう要点のみの記事となります (*´ω`*)

 

 

AEDとは

日本語に訳すと「自動体外式除細動器」といいます。

覚えにくいです (´Д`)

 

 

役割としては、突然の心臓停止時に自動で心拍数を測定し

電気で除細動を行い正常な動きに戻すことです。

 

除細動というのは不整脈に対しての治療の1つということらしいです。

Wikipedia より ー

 

 

分かりやすく言うと「AED」が行うことは、必要であれば電気ショック!

 

 

勘違いしないために

 

ここで勘違いしがちなのは「AED」での電気ショックは、

心臓での「けいれん」を取り除くものです。

 

けいれんを取り除いても、心臓じたいがスグに正常に戻ることはほぼないので

血流を作り脳に酸素を送るため 人の手による「胸骨圧迫」作業が同時に必要となります。

 

 

AEDと胸骨圧迫の手順

 

1度の体験でも、AEDの基本的な使い方や胸骨圧迫の方法を教えてもらうことが出来ます。簡素化ですが基本的なことをまとめてみました。

 

 

 

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ヨッシーさんによるイラストACからのイラスト

 

 

手順 

 

倒れている人の反応を確認。 肩を軽く叩きながら呼びかけます。

「どうしましたか~、だいじょうぶですかー?」

反応がないようなら、スグに大声で周りの人に助けをもとめる

119番AEDを手配してもらう。この時、具体的に指示した方が流れが速くなります。

(例えば、「そこの青いシャツの人はAEDを持ってきてください。」など)

呼吸があるかないか確認。

ない場合または不規則な呼吸の場合、人工呼吸の技術があり意思がある人は行う。

呼吸が良くわからない場合でも 胸骨圧迫をはじめます。

 

胸骨圧迫は胸のほぼ中央で行います。

胸が5センチ沈むよう体重をかけて強く押しすぐにゆるめます。

1分間に100~120回のテンポで。

胸骨圧迫はテンポよく力も入れながらなので、実際に体験してみるとだんだん疲れてきます。周りの人と協力して交代で行うと良いようです。

AEDが到着。

電源を入れ(蓋を開けると自動で電源がはいるタイプもあります)音声の指示にしたがって行動していきます。

身体に張り付けるパットに、貼り付け場所が描いてあります。

出来ればこの時も胸部圧迫し続けていた方が良いので、AEDを持ってきた人が取り付け準備を行ってください。

貼り付け終わるとAEDが自動で心電図を解析。

解析を始めたら、倒れている人から離れ胸骨圧迫も一時停止します。

 

電気ショックが必要な場合はAEDから「電気ショックが必要です。」と音声が流れるので指示にしたがいショックボタンを押します。

この時も離れ、倒れている人に触らないようにしましょう。

すぐに胸骨圧迫を開始。

2分ごとにAEDが電気ショックが必要か解析してくるので、指示に従います。

救急車が到着し救命士の人に代わるまで胸骨圧迫・電気ショックを繰り返し続けます。

 

 

 

まとめ

 

実際、目の前で人が倒れたら慌ててしまいます。

大声を出すのも恥ずかしかったり、誰かがかわりに動いてくれるかな?など考えてしまうかもしれません。

 

 

でもそれが身近な人だったらどうでしょう。

倒れている人が見ず知らずの人であっても、誰かにとっては大切な人かもしれません。

 

心停止の応急措置は救急車を待っている場合ではなく、

措置が遅れれば遅れるほど、助かる可能性がどんどん低下していきます。

 

記憶にある人もいるかと思いますが、タレントの松村邦洋さんもマラソン参加中に倒れAEDを使用しその後の処置により順調に回復することが出来ました。

 

 

1度でも救命措置の体験をしておくとイザという時、行動に移しやすくなります。

 

私は病院で講習を受けたのですが、先生はプライベート時に数回こういった場面に出くわしたそうです。

医師ですら最初は手探りな感じだったそうですが1度実体験すると次からはスムーズに出来るようになったとお話されていました。

 

 

倒れている人に反応がなかったらAEDを使うことを迷わず使用してください。とのことでした。

胸骨圧迫によって状態が悪化することはなく、電気ショックをするかしないかもAEDが診断するので必要がなければ作動しません。

 

 

また、講習を受けると駅構内や施設で

AEDがここにもある~と自然と目に入ってくるようになりますよ!

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かみたまさんによるイラストACからのイラスト

 

 

救命講習で取れる資格もある

 

講習は消防の普通救命講習・上級救命講習や赤十字でおこなっているものもあります。

講習によって受講料と講義の時間も変わります。

 

また、私のように病院や自治体で無料で講習を受けられることもあるので

何かのイベントやお住いの地域で講習があれば

1度体験としてでも参加してみると良いのではと思います。

 

 

受講証をもらいました (*'ω'*)

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3分30秒ほどの短めの動画があったので張り付けておきます。

よろしければご参考に~。


AEDの使い方-私たちの勇気で救える命がある「かながわ☆スポットライト」2016/09/09