インコの羽はカットする?しない?クリッピングのメリット・デメリット
羽ばたきの練習開始!
セキセイインコの まめタ は、
ひと月程かけて人の手による お食事「さし餌」から
自分で食べることが出来る「ひとり餌」まで徐々に成長していきました。
ここまでの過程で餌の変化とともに変わって来たのは睡眠時間と運動量。
色々なことに好奇心も出てきます。
そして羽ばたきの練習。
方向転換どころか着地も上手に出来なくても羽ばたく練習を止めません。
野生下では巣立ちの時期ですね。
ふわりと体が浮くのが楽しいのでしょうか。
本能的にそうさせるのか 人だと丁度、足で立ち上がろうとする時期。
…そういえば鳥は人と同じ2本足の生き物ですね。
たま~~~~に思うことがあるのですが、
人と鳥以外に2本足で生活している生き物っているのかな??
私は思いつかないんですけど、もし他にいないとしたら鳥って凄いと思いませんか?
孵ってすぐ2足歩行が出来てしばらくすると空まで飛べちゃうんですからね!
あ、カンガルーもピョンピョン2本足ですね! 話がそれてしまいました。
羽ばたき始めの時期は、何度か壁にぶつかりそうになったり
室内なので危険な場所は他にもたくさんあります。
家具の隙間に入りそうになったり見ている方がハラハラです。
飼い主が気を付けないといけないことは放鳥時は目をはなさないことです。
まだまだ飛ぶ能力が不器用な上、どこに飛んでいくかわかりません。
窓ガラスのことなんて知らないので平気で激突していきます。
放鳥時はレースのカーテンなどを引いて閉めておくだけでも違います。
当然 玄関や窓を開けっぱなしはダメですね (><)
何かに驚いて突然飛び出すこともあるので注意が必要です!
そんなこともあり少ししか飛べないようにと
羽の一部をクリッピング(カット)することがあります。
折角 飛べる翼があるのにカットしてしまう…。
可哀そうな気もしますが、
室内では自由に飛べることで逆に危険にさらしてしまう場合もあるので
状況によっては あり ではないかと私自身は思っています。
クリッピングすることのメリットとデメリット
メリット
- 外に飛び出してしまい迷子になったり外敵に襲われるのを防ぐ
- 室内の危ない場所へ行くことを防ぎ事故防止になる
- ケージに戻しやすい
- 飛べないことにより人の近くにいる時間が長くなり懐きやすくなる
- 特に大型の鳥類では攻撃性が弱まることもある
デメリット
- 飛べないので床を移動することが増え間違って踏まれてしまう場合もある
- 時間がたつと生えてくるので定期的にカットしなければいけない
- 飛べないことにより運動不足やストレスがたまることも考えられる
- カットしたことに慣れさせないと飛べると思い落下してケガする場合もある
- 元々あるのが自然なことなのでそれをカットしてしまうのは可哀そう
以前、初めて飼ったインコ達は室内での放し飼いの時間が長かったので
普段はクリッピングをしていました。
とても懐いていたのでカットしていない時期があったのですが
私が留守の間、外に逃がしてしまったという苦い思い出があります。
どんなに懐いていても
好奇心や何かに驚いて飛び出してしまう場合があること、
忘れてはいけないんですね。
今は放鳥時間を決めているのでクリッピングはしていません。
その代わり放鳥時や鳥かごの掃除中には細心の注意を払うようにしています。
まめタはケージから出した時は遠くに行くこともなく
嬉しそうに私の周りを何度か旋回します。
飼い主の思い込みかもしれませんが、とっても楽しそうに飛んでいるんですね。
ケージに戻るのが嫌な時はわざと離れた所へ飛んでいきます。
戻すのが大変ではありますが、これらの行動で小鳥の意思も伝わってきます。
小さな まめタですが、ちゃんと気持ちがあるんですね。
言葉は話せなくても種族を超えて相手の気持ちがわかる…
これはちょっと嬉しいことなんじゃないかなと思います (*‘ω‘ *)
クリッピング方法
風切り羽という羽の一部をカットします。
深くまで切り過ぎないように気を付けて!
見た目を気にして1、2本残しておくのは逆に羽が折れやすくなったり
ケガの原因にもなるので私はあまりオススメできません。
クリッピングしたあとは小鳥ちゃんもドキドキ。
そっとしつつも、後でいっぱい可愛がってあげましょう (*‘∀‘)
上から見下ろすのが好きなの うふふっ
小鳥も人も楽しい放鳥時間を過ごしたいですね(^^♪