伊豆の国市 世界遺産の韮山反射炉と鮎壺の滝
静岡県 伊豆半島
静岡県の伊豆半島は神奈川県との県境にもなっていて、ピョコンと飛び出ている半島ですね。
伊豆と聞くと何を最初に思い浮かべるでしょうか。
有名どころでは箱根山や天城~越え~♪
昔からの活発な火山活動や地震によって不安なイメージもありますが、それによる恩恵も多くあり温泉街や新鮮な海鮮魚、ワサビも採れますね (*´p`)
猪鍋も郷土料理なようで、山伏が狩ってきた猪を初めていただいたのは伊豆の地でした。
観光地として昔から多くの人達が訪れて来た場所です。
観光スポットは本当にたくさんあるので、何度目にかにして私が初めて訪れた場所のレポートです。
伊豆の国市
伊豆は何度か訪れていたのに私は気が付かなかったのですが、
伊豆の国市があるのはご存じでしょうか?
伊豆市とは別です!
半島の真ん中あたりにあるのが伊豆市で、そのすぐ上にあるのが伊豆の国市。
2005年 (平成17年) に3つの市(伊豆長岡町・大仁町・韮山町) が合併して一般公募から寄せられた名前を元に決めたそうです。
静岡県地図
そんな伊豆の国市にある観光スポットに行ってきました。
世界遺産でもある韮山反射炉
にらやま はんしゃろ と読みます。あの野菜のニラはこういう字ですね!
韮山反射炉はペリーが伊豆半島の下田に来航した頃、日本も近代的な軍事技術を取り入れなければ~!と幕末期に建てられました。
金属を溶かして大砲などを作るための溶解炉です。
木陰の間から見えてきました
2015年(平成27年) 「明治日本の産業革命遺産」として世界遺産に登録
わりと最近なんですね ('。'*)
韮山反射炉は実際に稼働した反射炉として、国内で唯一現存しています。
高さは約16mもあります。
4つの煙突がありレンガは1700℃まで耐えられるそうです。
…写真では煙突が1本隠れていますね (*´~`)
反射炉=熱を炉内で反射させて鉄を溶かしていた
周りを囲っている鉄骨は昔はなく、倒壊防止として補強されています。
ガイドさんも常駐しているので更に詳しいお話も聞けて見ごたえがありました!
詳しいアクセス方法などは公式サイトよりご確認下さい。
鮎壺の滝
韮山反射炉からお隣の市、沼津市と長泉町の間にある滝で車だと30分ほどで到着です。
こちらの滝は想像以上に色々と驚きました。
近くで見てみると、とても広い幅があります。
写真では伝わりにくいかもしれませんが、水量も豊かで迫力があります!
驚いたのはこれだけではなく、
滝の場所まではJR御殿場線を利用すると「下土狩駅」から徒歩10分程で到着!
しかも駅からごく普通の住宅街を散歩の途中であるかのように抜けていくのです。
突然大きな滝が現れるのでビックリです!
周りがマンション含め住宅が多いのにも驚きです(@。@;)
さらにこの滝の周りにゴロゴロしている岩は、1万年前に約30kmもはなれた富士山から流れてきた溶岩流が固まってできた物です。
かつての溶岩流の間を流れる滝!
鮎壺の滝は平成8年に天然記念物として県の指定をうけています。
そして伊豆半島は世界ユネスコジオパークにも認定され、鮎壺の滝もこの中に入っています。
途中、吊り橋や舗装されていない場所もあるので足元は歩きやすい恰好がお勧めです。
ロケ地にも使われていた
迫力ある滝と立地条件から選ばれたのでしょうか。
映画のロケ地としても登場しています。
少林少女
最後に
運が良ければ鮎壺の滝の後ろに富士山を望むことが出来ます!
川では現在は鮎を見ることは出来ませんが、名前の由来の1つに鮎がこの滝で止められてのぼることが出来なかった、という言い伝えもあります。
かつては泳いでいたのでしょうか。
それぞれ世界遺産やユネスコ認定にもなっていますが現段階では穴場的な場所ではないかと思います。
都心部からも行きやすいので、機会がある方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。
YouTubeでつくったショートムービーも載せてみます☆
練習を兼ねながら他にもつくってみたので、
お時間のある時に遊びに来て頂けると嬉しいです(/ω\)