関東のローカルフード【山田うどん】愛されるわけ
皆さま、飯テロのお時間がやってまいりました。
というのは冗談で、
年末年始、いつも以上に食生活が乱れやすい時期ではないでしょうか。
今回は胃や腸に優しい「うどん屋さん」のご紹介です。
しかもですね、ご紹介するお店はチェーン店でありながら
酷評をものともせず、地元の人やお馴染みさんに愛され続けているお店。
「ファミリー食堂 山田うどん」です。
山田うどん
リーズナブルなチェーン店のうどん屋さん。
代表格として「丸亀製麺」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
今回ご紹介するお店は初めて聞いた方、
または、全国展開していると勘違いしている方もおられるようです。
「山田うどん」は関東圏にしか出店しておらず、
関東在住の私も、わりと最近になって名を知り気になっていました。
創業は1935年 (昭和10年) 製麺所をつくったのが最初です。
そして調べてみると、酷評が次から次へとでてきます…。
1番分かりやすく言うと「まずい」(;´∀`)
それでも愛されているのです。
不思議です。
埼玉県民のソウルフード
発祥の地は埼玉県だということで、
埼玉に訪れた時、これは良い機会だと好奇心にかられ立ち寄ってみることにしました。
関東内なら他県にもあるんですけどね!
マズイと言われる1番の理由
注文したのは、
温かいきつねうどん ¥390 (税込)
みぞれチキンおふくろ煮 ¥480 (税込)
油揚げも大きめで、これからの寒い季節には身体が温まる美味しそうなうどんです。
さて、どんなお味でしょうか?
関東風のそばつゆベースで、普通に美味しく感じました。
ただ、このあとハッキリとわかりました。
理由はこれかぁ!「まずい」と言われる理由。
もちろん好みは人それぞれですが、うどんの美味しさと言えば
コシのきいたうどん!
これは美味しさを表現する中でもウェイトをしめています。
それがまったく感じられない「山田うどん」!
表現するとしたら、体調を崩した時や病院食に出て来るような柔さ。
な、なぜ?
コシがないわけ
調べたところ、「山田うどん」のリーズナブルさと食べやすさが丁度良く
いつも仕事がら食事に来るお客さんに、毎回コシがある うどんだと疲れる・・・とか、
ソフト麺の方が好き。という声もあり今のままのスタイルだそうです。
好まれるわけ
柔らかいな~、と思いながらも食していきましたが
麺が溶けるほどではなく絶妙なバランスで柔らかさを保っています。
舌が慣れてしまったのか分かりませんが、これはこれでアリなんじゃなかろうか。
そんな気持ちになってきました。
みぞれチキンにしても、普通に美味しいお味です。
地元の人に愛されている理由の1つに、うどんは小学校の給食にも出されています。
子供の頃から慣れ親しんだ味!
そして手軽に気取らず食べられる雰囲気、お財布に優しいお値段。
食堂として開店した当時は、うどん1杯70円位だったのを半額の35円で提供。
チェーン店 165店舗 (2019年3月末現在) でありながら、接客マニュアルもなく地元の定食屋さんのようなアットホームな雰囲気。
どこか人間味を感じられる、そういうところも愛される理由の1つではないかと思いました。
山田うどんで好評価な餃子
6個 ¥260 (税込)
美味しい (*´▽`*)
まとめ
ここまで人により評価が分かれるお店も珍しいと思います。
うどんの美味しさにコシを求めて訪れた場合、お世辞にも美味しいとはいえません。
ただ、愛されている理由もそうですが
私は味自体がマズイとは感じなかったので、初めからソフト麺なんだ~と分かっていくと感想も違ってくるのではないかな?そう思いました。
そして不思議なことに、もう1度確認してみたくなりました (*´ω`*)
パンチと言われる もつ煮込みが名物だそうです。
公式サイト
お馴染みの方にはすぐ思い浮かぶヤジロベエ。
かかしくん
味と価格のバランスをとっているよ。
早い!安い!うまい!
みんなにお腹いっぱいなってもらうのがコンセプトだよ!
お近くにお寄りの際は確認の意味も込め、味わってみるのもいかがでしょうか ( *´艸`)