ハラル認証・パクチー好きには堪らない 神保町 蘭州拉麺【馬子禄 (マーズルー) 牛肉面】
中国では有名な蘭州ラーメン。
日本で本格的に味わえるお店として2017年に上陸し、今でも行列が出来ている「馬子麺 牛肉面 (マーズルー ぎゅうにくめん)」。
初めて訪れてみた「ハラル」認証店でのレポです。
蘭州ラーメンとは?
中国の蘭州市内では3000軒以上の店舗で出されている蘭州拉麺 (らんしゅうラーメン) 。
牛肉のスープと手打ちで伸ばし茹でた麺料理です。
周辺は有名な本の街
ラーメン店「馬子禄 (マーズルー) 」への最寄り駅は東京千代田区にある神保町。
店舗は「古本街」と言われる一帯の途中にあります。
書店街では古本ばかりではなく、スポーツやエンターテインメントなどの多くのジャンルに出会えます。
お宝書籍も見つかるかもしれませんね (*'▽')
書店街を歩いて行くと目指すお店はあります。
開店時からほぼ列をなしている日本の1号店。
訪れた時はランチタイムより少し早めだったので、待ち時間は15分くらいでした (*´ω`*)
店内の様子
多くのお客さんがいたので、撮影は控えめに~
お店は奥に続く感じで、おしゃれカフェのような雰囲気。
一番奥のガラス張りの向こうで職人さんの麺打ち作業を見ることが出来ました。
飲食店 、特に中華系は全体的に赤系統でまとめることが多いですが、こちらの店舗は爽やかなグリーン系でまとめていました。
入店するのに並びますが、回転は速い方だと思います。
メニューは馬子禄 (マーズルー) 牛肉面のみ
まず最初に入り口で注文をして支払いを済ませます。
その際選ぶのは、
- 3種類の中から選べる麺の太さ
- 追加料金で増やせるトッピングの量
- パクチー・ラー油 抜き
これのみです!
注文したのは普通のタイプ (税込み 880円)
初めてのお店で選ぶのはスタンダードか、お店のオススメにしています (*'▽')
注文してから手打ちしてくれる麺。
澄んだスープは100年継承の秘伝味!
トッピングにパクチー、葉ニンニク。薬膳スパイスで煮込んだ牛肉。
手作りラー油とともに頂きます。
大根にも味がしみこんでいます。
手打ちならでは、麺の太さがたまに違う ( *´艸`)
食してみた感想
久しぶりだったためかもしれませんが、1番印象的だったのがパクチーでした。
スープは薬味が効いていましたが辛さはそこまで感じず、気が付いたら最後まで飲み干してしまいそうでした (*´Д`)
麺はもちもち。
う~ん、どこかで食べたことのある味に似ている…。
あー、そうだ。ベトナム料理のフォーになんとなく似ている!そんな気がしました☆
麺の上の牛肉も旨味が凝縮されていて定番のチャーシューとはまた違った美味しさがありました!
ハラル認証店
「馬子禄」を訪れた際に気になっていたハラル認証店。
ハラル (ハラール) フードとはイスラム教において許されている食事です。
イスラム教の教えでは豚肉を食べることができません。
お肉のみではなく、食品の生成過程でエキスなども口に含むことができません。
また、アルコールや遺伝子組み換え食品・アルコール入りの洗浄液なども禁忌となっています。
これらは禁忌としてハラムと言います。
そういった審査を通過したお店がハラル認証店となります。
海外からの旅行や移住者、イスラム教徒の人達も増えてきました。
中東のみならず、シンガポールやマレーシア、インドネシアにもイスラム教徒の人は多いんですね。
2020年にはオリンピックも控えているので、ハラル認証店も増えてきています。
機内食やホテルのレストラン、学食でもハラル対策をしているところも。
初めてのハラル認証店での拉麺でしたが、特に違和感もなく美味しく頂くことができました。
香辛料などを駆使し旨味を上手に引き出しているのかもしれません。
ハラル料理の利点として、野菜の肥料から食肉の生成過程まで管理が行き届いていること。安全肉として非イスラム教徒の人にも人気があるようです。
2019年10月3日、東京駅に2店舗目がオープンします。
こちらでは選べる麺の太さを9種類に増やしています!
パクチーや薬味をふんだんに使ってあるので苦手な方もいるかもしれませんが、お好きな方は1度訪れてみては如何でしょうか (*'▽')
お店情報
神保町A7出口から右に出て徒歩3分
昼の部:11:00~15:00
夜の部:17:00~20:30
スープがなくなり次第終了★
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