超大型台風接近★事前に出来ること
2019年10月12日~14日の3連休にかけて台風19号が日本列島に接近し上陸する恐れが出てきました。
該当地域では、今回の台風は今までに体験したことのない程の暴風雨と言われています。
すでに影響が出始めている地域もあります。
当日に何かをしようとしても危険が及び逆効果になるだけなので、
その前に可能な限り、出来ることをまとめてみました。
超大型台風19号がやってくる
台風19号の勢力
ハギビス「素早い」という意味の名の今回の台風19号。
今年最強クラス、とにかくサイズが大きすぎる!
2019年10月10日 (木) 21時
父島の南西 約390km
大きさ=大型
中心気圧=915hpa
強さ=強烈な
最大風速=55m/s
方向・速さ=北北西 20km/h
最大瞬間風速=75m/s
記憶に新しい台風15号により、
千葉県で鉄塔が倒れた時の中心気圧は960hpa (ヘクトパスカル) ・最大風速40メートル
これらと比べてみると今回の台風19号の強さが良くわかるかと思います。
最新の台風情報
2019/10/10 21時の観測
衛星画像を見ると確認できると思いますが、日本をすっぽり覆うサイズの台風です。
19号は関東地方を中心に上陸する確率が高くなってきました。
ひと月ほど前に訪れた台風15号の影響は東日本、特に千葉県南部で猛威を振るい今現在も復興が追い付いていない地域があります。
更に今回は東京都にも影響を及ぼす可能性が、前回よりも大きく出てしまいそうです。
また昨年の近畿地方を中心とした台風。
関西国際空港を水没させてしまった21号にも匹敵するサイズです。
今だ屋根をブルーシートでおおっている住居もありますね。
中心地とは離れている九州や沿岸部にお住いの方も強風や高波に十分気を付けて欲しいところです。
今からでも出来る対策
現時点では直撃をうけそうな関東圏の人は、11日 (金) まで台風への備えを呼びかけられています。
私なりに前回の15号の台風をうけて、今日明日で実践したこと・すること
- まずは停電するものと思い携帯ラジオ、電池の準備
- スマホ用のモバイルバッテリーにも充電補充
- 懐中電灯の確認
- 卓上ガスコンロとボンベの在庫確認
- 飲料水・保存食の確保
- お風呂にはお水をはっておく
- 雨の侵入にそなえて使い古しのバスタオルや新聞紙などスタンバイ
- 明るいうちに室内、外の排水管のつまりや落ち葉などを片付けておく
- 表にある飛びそうな物 (物干し竿・植木鉢) を下におろす・可能なら室内へ移動
- 窓にダンボールをつけてガムテープで米印に補強 (養生テープは既に売り切れていました)
※ 養生テープに関しての追記
今まで室内での用意や、災害対策として非常持ち出し袋はあったのですが、
今回は初めて窓ガラスの飛び散り防止対策もしておくことにしました。
※ここで注意
ガムテープの場合は、はがすときに強引にはがすと窓ガラスが弱っていた場合ヒビが入ってしまうこともあるそうです。
慎重に (´Д`)
この他にも、体験談などから参考になること
- 寝るときはパジャマなどではなくスウェトなど
- 睡眠時、足元に靴やスリッパ
- 場合によっては2週間分の現金を手元に
- 一軒家では土嚢 (ドノウ) の準備
- 台風接近・上陸時は急な突風が吹くので無用なドアの開け閉めはしない (手に大けがをします)
- 外出を控えるのは当然ですが、どうしてもな場合は傘は凶器になるのでカッパ・ヘルメットなど着用
- ペットのいる人は餌の補充や出来るだけそばにいて安心させてあげてください。
- 最新の情報、ご近所との声かけなどもお互いにとって大切となります
- 避難場所へ訪れる際は早めの行動
最新の情報を確認しよう
大型台風は暴風だけでなく、かなりの大雨も懸念されています。
川の氾濫・また夜間にピークをむかえるようなので早めの避難・対策が大切です。
対策の途中でも雨風を強く感じてきたら、まずは身の安全を第1にして下さい。
今回の台風ではラグビーW杯の2試合も中止とする判断となりました。
最後に
台風が訪れる時、満月が近づいています。
月の引力によって大潮となり海面の水位もあがります。
十分お気を付けください。
思っていたよりも無事に過ごせたという場合もありますが、大ごとな対策過ぎることはないと思います。
何もなければとてもラッキーに訓練が出来たと思い、出来る範囲で各自備えをしていきましょう☆
前回の台風でおきた停電。
これにより通電火災が発生してしまったお宅が何件かありました。
身の回りの消火器の確認も忘れずにしたいところです。
台風は勢力を衰えないまま、北上中です。
乗り越えましょう ( ・`д・´)